リゾート事業部
門馬 敏さん (2006年入社)
所属部署:リゾート事業部 調理課/課長
フジサンケイグループ保養所「彫刻の森クラブ」/調理長
料理を作るうえで大切にしている事は、出来る限り綺麗に盛り付けるということです。
いくら美味しい料理でも、見た目が良くなければ、お客様は手を付けてくれません。
もう一つは、出来る限り温かい物は温かく、冷たいものは冷たく、お客様に提供できるように心がけるということです。
いくら美味しい料理でも冷めてしまっては台無しです。温かい料理は、熱々に提供するという事に価値があり、それだけでご馳走だと思います。
基本中の基本ではありますが、やってみると結構難しい事です。
一歩ずつ、コツコツと積み重ねた技術は大切な財産になります。
若い人たちは夢と希望をもって、失敗を恐れずに進んで下さい。
料理を作るうえで日頃から心がけている事ですが、自分の大切な人に食べさせてあげる様な気持ちで作るようにしています。
そうすることで、単なる仕事の料理から、愛情のこもった料理になると思います。
大切な人の為なら労力も惜しくありませんし、色々なアイディアも浮かぶのでは無いでしょうか。気持ちが入った料理は、必ずお客様に伝わるはずです。
料理は愛情と言われる所以ではないでしょうか。
少子高齢化の日本において、担い手不足は大きな社会問題となっています。
日本料理の世界に限らず、社会全体の問題です。
伝統ある日本料理の技術を次代に継承していく事、また日本料理の技術を活かせるような取り組み、新しい事へのチャレンジ、調理師の技術を活かせる場を増やす事が、私たちが目指す事だと考えます。